６月４日の午後でした。「先生、インコが校舎に紛れ込んできました」と生徒が一匹のセキセイインコを持ってきました。先生方で、エサを用意し、カゴを準備して一日交替で自宅へ持って帰りました。「おしゃべりをするインコ」でしたので、どこかで買われていて逃げ出したようでした。このＨＰで飼い主を捜しましたが、なかなか見つかりませんでした。そこで、ＩＢＣラジオで「盛岡市立北陵中学校です。先週、本校にインコが迷い込んできました。エメラルドグリーンの中に少しきいろが混じっている淡い色調です。本校のホームページに写真が載っていますので観てください。職員一同で大切にお預かりしております。心当たりの方は、ご連絡ください。」と放送していただいたところ、持ち主がようやく見つかりました。「ラジオで聞き、ＨＰを見てうちのセキセイインコだ！」ということで、めでたく自宅へ帰ることができました。本校の卒業生のお母さんが飼い主でした。「うちの娘もお世話になり、ピー助までお世話になりました。感動で、手が震えています」と話されていました。めでたし、めでたし。忙しい中での、「温かく、ほっとする」事件でした。
　そこで、先生方から一句。「迷い鳥　ホームページで　家路つく」