巣立ち その7
- 公開日
- 2018/03/13
- 更新日
- 2018/03/13
学校の様子
そして、吹奏楽部の伴奏による「大地讃頌」
荘厳でした。言葉がありません。来賓の皆さまから拍手が湧き起りましたね。
さらに、卒業生が最後に歌った合唱「群青」は福島第一原子力発電所から半径20km圏内に位置する福島県南相馬市小高(おだか)区の小高中学校の生徒たちが、離ればなれになってしまった仲間を思って、つぶやいたり、書き留めた言葉の数々を同校の小田美樹先生が綴って曲をつけた作品です。
もうそれを思うだけで涙が出るのに、あんなに立派に歌い上げらるともう込み上げてくるものがたくさんで、大変でした。
ああ あの街で生まれて君と出会い
たくさんの想い抱いて 一緒に時を過ごしたね
今旅立つ日 見える景色は違っても
遠い場所で 君も同じ空
きっと見上げてるはず
「またね」と手を振るけど
明日も会えるのかな
遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない
(中略)
響けこの歌声
響け遠くまでも あの空の彼方へも
大切な全てに届け
涙のあとにも 見上げた夜空に
希望が光ってるよ
僕らを待つ群青の街で
ああー
きっとまた会おう
あの街で会おう 僕らの約束は
消えはしない 群青の絆
また 会おう
群青の街で