3年生音楽鑑賞教室「アルゼンチンタンゴ」
- 公開日
- 2018/11/27
- 更新日
- 2018/11/27
学年行事
毎年恒例、3年生の音楽鑑賞教室が開かれました。演奏してくれるのは、20数年来、厨中に足を運んでくださっている「アンサンブル」の皆さんです。
タンゴの生演奏を聴けること自体、大変貴重な経験ですが、リーダーの森川さんが演奏している楽器が、また珍しい。「バンドネオン」という楽器です。
バンドネオンはアルゼンチンタンゴには欠かせない楽器だそうですが、純国産の製品はなく、日本で演奏できる奏者はたった17名だとか。
見た目はアコーディオンに似ていますが、鍵盤(ボタン)が72個もあり、その一つのボタンを押しても、蛇腹を引いた時と押した時との音程が違うとか。実に、5オクターブの音階をカバーするそうです。
習得が非常に難しいことから「悪魔が発明した楽器」「絶滅危惧楽器」とも言われているとか。
そんな説明に、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。
演奏はもちろん素敵で、大変有意義な音楽鑑賞教室でした。