冬苦夏笑。
- 公開日
- 2015/06/23
- 更新日
- 2015/06/23
部活動
地区中総体が終わり、学校は明日から来週の期末テストに向けて部活停止期間(一部の部活動を除く)に入ります。今日は振替休日でしたが、次に向けて活動している部もありました。
さて、昨日のHPでもアップしましたが、野球部は実に33年ぶりに厨中に優勝旗を持ってきました。しかし、この優勝は決して「たまたま」とか「メンバーが良かったから」というものではありません。彼らは昨年の地区新人戦終了後から毎日朝練習を行い、練習中でも出勤してくる先生方にきちんと体を向けて「おはようございます」と元気な挨拶をし、コツコツと基礎練習に取り組んできました。それは雨の日も雪の日も休むことなく続きました。夕方も基礎体力をつける目的で保護者の皆さんが当番制で練習を見守り、体力づくりを続けました。まさに、冬に苦しんだ成果が夏に笑って大会をしめくくったのです。特に変わった練習をしているわけではなく、基礎的な練習を進めていく。ただし、そこには「続ける」という最も努力を必要とする要素が含まれています。「コツコツと続ける」その成果が今大会の結果として出たことは他の運動部や1、2年生に大きな財産を残してくれました。
野球部は既に次の目標を見据えていることだろうと思います。そしてバレーボール部女子、ハンドボール部女子も負けてはいません。その他に県中総体に挑む部も努力を続けることでしょう。優勝旗や賞状といった形はならないがもっと大切なものを今年の3年生は持ち帰ってきてくれました。そんな地区中総体でした。