3月11日
- 公開日
- 2025/03/11
- 更新日
- 2025/03/11
学校の様子
東日本大震災津波から14年がたった、今日3月11日。多くの方々が犠牲になり、14年たった今も、悲しみが癒えないご家族の記事を目にします。
内陸唯一の被災校である厨川中学校。
私達にとっても、忘れてはいけない一日です。
今日は被災し壊れてしまった校舎が建て直され、新校舎での生活が始まった当時の校長先生が講師としてきてくださり、様々なお話を聞くことができました。シンボルの時計台が倒れてしまった原因や、旧校舎の佇まいやシロヤナギの姿、美しく咲く中庭の花々の様子など、今の厨中生が知らなかったこともたくさんありました。
先輩方が築き上げてきた厨中の伝統、小学校で間借りしながら授業を受けた苦労、新校舎ができて歓喜の声を上げた先輩の喜び。たくさんの人の思いを受けて現校舎があるということを、厨中生が知った1時間でした。
厨中生だからできること、厨中生にしかできないこと。感想用紙の「これからどんなことを意識して生活しようと思いますか」の問いに、一人ひとりが考えた言葉が綴られていました。
間もなく卒業式です。巣立っていく3年生を見送り、4月には新入生を迎えて、これからも「厨川中学校」は続いていきます。