目の教室だより〜視覚補助具(拡大読書器)〜
- 公開日
- 2020/10/13
- 更新日
- 2020/10/13
目の教室
こんにちは、足立小学校 目の教室です。
昨日より、後期が始まりました。
後期の目標を達成できるよう、一日一日を大切に過ごしていきましょう。
さて、今回は視覚補助具のなかでも面白い!と人気の「拡大読書器」をご紹介します。
見えにくさのある児童は、細かいものを読み取る際に、たとえ読み取ることができても目に力が入りやすく疲れやすいです。
この拡大読書器を使うことで楽に文字を読み取ることができ、学習や読書をすることが楽になります(写真1枚目)。
また、文字だけでなく、生き物を観察してみても面白いですよ。
私は自分の手を観察してみました(写真2枚目)。
目の教室には2台の拡大読書器があります。
拡大読書器では、なんと最大16倍まで拡大することができます。
しかし、倍率を高くすればよい、というわけではありません。
倍率を高くすればするほど視界が狭くなるので、その分物を動かしながら読むという手間が生じます。
自分にとって効率よく読める倍率を見つけることが必要です。
拡大読書器は、ただ大きくするだけでなく、白黒反転という機能もついています。
白い画面でまぶしさを感じる場合、黒地に白の文字を読み取ることができます。
一人一人の見え方に合わせた学習が可能になる、便利な道具と言えるでしょう。
見えやすくなることで、面白い発見がたくさんあります。
ぜひ、拡大読書器で新しい世界をのぞいてみてください(写真3枚目)。