１２月１２日（金）本日の学校風景（３）

学校生活

　１年C組保健体育の授業の様子です。

　【体育分野】では、「剣道」に取り組んでいます。

　現行の学習指導要領では、中学１・２年生は『武道』を必修としています（３年生は選択）。

　『武道』には、柔道や相撲・空手道・合気道などがありますが、飛鳥中では今年度の１年生から『剣道』を選択しています。

　本時のねらいは、

　・礼儀を守り、相手を尊重する

　・本物を知る

　・安全に配慮し、活動を行う」

とホワイトボードに示されています。

　そして、「本物を知る」を達成するために、本日の授業は「ゲストティーチャー」をお招きして行われました。

　講師をお引き受けいただいたのは、本校の剣道部の「部活動指導員（有段者）」としてお世話になっている方です。

　まずは、剣道で使用する道具についての説明がありました。その後、『武道』の大切な礼法へと。

　写真：２～４枚目、立った姿勢でおじぎをする「立礼」、正座の姿勢からおじぎをする「座礼」を学びます。

　学習指導要領には、「武道」の内容の取扱いで、『武道を通して、我が国固有の伝統と文化に触れることができるようにすること。』とあります。

　生徒たちは、礼法を通して、日本の伝統と文化を体験していました。とても素敵な立礼・座礼を見ていて、日常生活にも活かせるといいのになぁと感じました。

　その後、「送り足」の練習を繰り返し行い、身につけていきます。徐々に生徒たちの動きが揃ってきます。

　「送り足」の練習後、各自「竹刀」を持って、「面打ち」の基本動作を学習していました。

※ 今年度より『武道』での学習に「剣道」を取り入れたのは、購入していただく柔道着の価格高騰に対応するためです。また、「竹刀」については、レンタル品を活用することで、劣化した「竹刀」を使用することなく危険防止を兼ねています。

　「剣道」を取り入れた『武道』の学習に、ご理解いただきますようお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　校長：高田勝喜

校長通信