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校長通信

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公開日
2017/05/17
更新日
2017/05/17

学校生活

浄土真宗の西本願寺と勢力を分散させるため、徳川家康が東本願寺を大谷派として建立。そのため、西本願寺の多くの建物は国宝、一方の東本願寺の伽藍は大変立派です。
浄土真宗は、北陸や新潟など貧しい農民が信仰したからでしょうか、お金がかからない仕組みが、あります。例えば、亡くなった時の法名は、男三文字、女四文字で、いくら寄付しても、文字数が決まっています。お墓の後ろに立てる塔婆もありません。実は、葬式の香典返しもかつてはなかったのです。最近は返しているようですが。
ただし、1つ、本山に分骨という制度があります。大谷派東本願寺の我が家の祖母は明治生まれの祖父が亡くなった時、高齢ながら、分骨をしなくてはならないとこの東本願寺に参りました。もう40年前のことですが。
またホテルカンラ京都は、東本願寺の隣りとともに、京都駅から近く、地下鉄五条駅のそばで、班行動がしやすい地の利です。この京都駅から北へ向かう地下鉄烏丸線は昭和50年代はなく、随分と便利になりました。エコサミットの京都国際会議場まで、北へ真っ直ぐです。
(東京都北区立飛鳥中学校長 鈴木明雄)