先週末実施しました『 学芸発表会 』へのご協力ありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症対策のため、1年半以上もの間、さまざまな活動が自粛されてきました。
音楽の授業においても、合唱の練習等に制限があり、マスクを着用しての合唱がどこまでできるのか、分からない中での「 合唱発表会 」となりました。
もちろん、合唱の出来栄えも大切ですが、それ以上に学校行事では、下級生・上級生・最上級生がともに活動し、学びあうことが重要と考えています。
そうした意味では、3年生の取り組む姿勢やマスクを着用した上での歌声を、1・2年生が直接見ることができ、とても有意義な会になったと思っています。
また、保護者のみなさまが、円滑に入場できるようにと「 検温機 」をPTA活動の一環として、急遽導入していただきました。(写真:下)誠にありがとうございます。来校者の感染対策用として、今後も活用させていただきます。
なお、『 学芸発表会 』当日、校内のPCが使用できなかったため( 区のメンテナンス )、当日の様子を詳細にお伝えすることができませんでした。
「 おりたたみ記事・ここをクリック 」にオンライン開会式でのあいさつを改めて掲載いたしました。
校長:高田勝喜
おはようございます。
世界中でパンデミックを引き起こした新型コロナウイルス感染症の影響で、1年半以上もの間、様々な制限があり、学校での活動にも自粛が余儀なくされてきました。ここ数日は、国内の感染者数も減少し、収束の兆しが見えてきました。
もちろん今しばらくは感染対策を講じなければなりませんが、今日「学芸発表会」が、開催できることをたいへんうれしく思っています。
昨日、本田先生から今回の「学芸発表会」の意義、各クラスの合唱曲について、そして、今日までの取り組みを、山登りにたとえての話がありました。
本田先生の話を聞きながら、私自身学級担任をしていたころの「合唱コンクール」のことを思い出していました。
「合唱コンクール」では、金賞・第1位・最優秀クラス賞と学校によって様々な呼び名がありますが、いづれにしても勝ち負けを競うという意味では変わりないでしょう。
今回の「合唱発表会」でのクラス合唱は、自分たちのクラスにとってのナンバーワンを、そして、それぞれのクラスが、オンリーワンの合唱を奏でてほしいと思います。
学芸発表会のプログラムの中に、実行委員長の岩瀬さんが、『日々の小さな積み重ねを大切にして、学芸発表会を行い、今後の生活や行事に生かしていくことができれば、それが本当の意味での学芸発表会の成功で、飛鳥中の伝統になると思います。』と述べていました。
コロナ禍であっても、何ができるか、どうすればできるかと、創意工夫し、柔軟な発想で、新しい形の「学芸発表会」を模索してくれました。その先頭に立ち活動してきた実行委員の生徒たちをはじめ、それを支え、努力してきた飛鳥中生の底力に、素晴らしさを感じています。
昨年の「学芸発表会」は、残念ながら実施できませんでした。1・2年生にとっては、今回が初めての行事であり、お手本がありません。そうした意味では、3年生の存在は、例年以上に大きなものになるでしょう。と同時に新たな伝統の始まりの一歩を担うことにもなります。
3年生のクラス合唱曲「手紙」「YELL(エール)」「虹」みんな楽しみにしています。
まもなく本番です。ステージ上で、それぞれのクラスが山頂からしか見ることができない素晴らしい景色を楽しんでください。
以上で、私のあいさつを終わります。