夏休み前の全校集会は、オンラインで行いました。
夏休みを迎えるにあたり、生活指導主任・養護教諭と私から話をしました。
生活指導主任からは、「 安全に夏休みを過ごすこと 」と「 9月1日全員が登校すること 」の2点について伝えていました。
養護教諭からは、「 心と体を守るため 」について、東京都教育委員会から配布された資料に触れながらお話しされました。
東京都教育委員会からの配布資料に関する「保護者の皆様へのお知らせ」を「 まなびポケット 」にて、配信いたしますので、ご確認ください。
私の伝えた内容については、「おりたたみ記事・ここをクリック」に掲載いたしました。
校長:高田勝喜
本来であれば、夏休み前には、全校集会を行うところですが、感染対策のため、今日は放送に変えて行います。
君たちも知っているとおり、東京をはじめ全国的に新型コロナウイルスの感染者数が急増し、第7波に入ったと報道されています。そして、今しばらくは、感染者数が増えるとも伝えられています。
また、区内の小中学校でも感染者が急激に増加しています。他人事と思わずに、感染対策、体調管理には、くれぐれも注意してください。
さて、いよいよ明日から夏休みが始まります。学校生活から解放され、夏休みを迎えることに、うきうきしている人もいることでしょう。
その夏休みの過ごし方について、少し話をさせてください。
今年の夏休みの宿題は、各教科・学年の先生方に宿題の内容やその量などを再検討し、必要なものだけに調整してもらいました。
2年生や3年生の中には、宿題の量や内容が変わったことに気付いた人もいるかもしれません。
ですので、夏休みの宿題をもう一度確認し、計画的に取り組んでほしいと思います。
私から君たちにお願いしたいことは、42日間という長い夏休み、自分で使うことのできる、たくさんの時間を大切にしてほしいということです。
「あじみこし」の「じ=時間」には、時間を守ることだけでなく、時間を大切にする、時間をコントロールするという意味も含まれています。
たくさんの時間、言い換えれば自由に使える時間は、学力向上のための学習はもちろん、体を鍛える良い機会でもあります。心を育てるといった面では、自然に触れる・読書をする・芸術作品に触れるなど、普段時間をかけることのできない活動に取り組むこともできます。
そのためにも、『主体的』に夏休みを過ごしてほしいのです。
今、『主体的』という言葉を使いましたが、同じような言葉に『自主的』という言葉があります。
同じように使っている言葉ですが、『自主的』と『主体的』という言葉には、少し意味合いが違うところがあります。
始めに『自主的あるいは自主性』についてですが、
「自主性」とは、人に言われる前に自ら行動することをいいます。
つまり、自主的な人とは、やるべきことを誰かに言われる前にやることができる人のことです。
それでは、
『主体的あるいは主体性』についてはどうでしょうか。
「主体性」とは、どんな状況であっても自分で考え、判断し、行動することをいいます。
つまり、主体的な人とは、自分で状況を判断して、自らの責任で最も効果的な行動をとることができる人のことを言います。
『自主的・主体的』の意味の違いが少しわかりましたか。
夏休みの過ごし方に例えるなら、夏休みの宿題という「やるべきこと」を誰にも、何も言われずに自分で「やろう!」と思ってやることができる。これが、自主的な人の行動です。
では、主体的な夏休みの過ごし方を宿題や学習で例えるなら、どの教科や何をやるのか、そして、どれ位の量をやるのか、そうしたことを自分自身が明確な目標を決めて、達成するために、自分自身の責任で行動できることです。
始めに伝えたように、今年の夏休みの宿題は例年に比べ、内容や量が調整されています。ぜひ、自主的な取り組みから、主体的な取り組みへと高めてください。
学校生活では、1日の時間割が決められ、授業の開始や終了をチャイムが告げます。この間、君たちは自主的に授業準備をしたり、教室移動をしてきました。このことは、とても素晴らしいことです。自主的な行動が身に付いた成果でもあります。
しかし、夏休みは、チャイムのない生活になります。これまでの学校生活を通して、身につけた自主性の上に、さらに、主体的な生活ができるようお願いしておきます。
今日からおよそ1ヶ月半後、有意義な夏休みを過ごし、大きな成長を遂げたみなさんと再会できることを期待しています。