写真:上は、石川幼稚園様より寄贈していただいた、掲示板(2階印刷室前 )です。
写真を通して、ニュースを伝える掲示物が、毎週届けられています。
職員室の壁に掲示していますが、今回、掲示板の寄贈と壁に設置までしていただきました。
写真:中・下は、PTAより寄贈された『 ドラゴン桜 』です。
PTA予算の中から、進路指導にかかわるものということで、「 東大合格請負漫画 」全21巻をいただきました。
昨年の春、ドラマが話題になりましたが、漫画・ドラマの世界ですが、当時の受験生からは、共感する声が寄せられていました。
ドラマを楽しみに視聴していた私は、1年前の7月の全校朝礼(当時は放送による)で、このドラマの桜木先生の言葉を引用して話をしました。
「 おりたたみ記事・ここをクリック 」に、朝礼で話した内容を再掲するので読んでみてください。
石川幼稚園並びにPTAの皆様、さまざまなサポートをありがとうございます。
校長:高田勝喜
おはようございます。
映画やTVドラマでは、名場面や名ゼリフと言ったものが話題になることがあります。
先週『ドラゴン桜』というTVドラマが最終回を終えました。
原作は漫画ですが、異色の経歴を持つ弁護士・桜木先生が主人公です。その桜木先生が、個性的な高校生を、東大に合格させる姿を描いたものです。見ていた人もいるかもしれません。
「受験勉強を進める上で、参考になった」「勉強を続けていて壁にぶつかった時、励みになった」などと、リアルの受験生にも好評だったそうです。
言葉遣いは別として、実は、私も「なるほど」と思うような台詞がいくつかありました。
言葉遣いを少し変えますが、例えば、
『 成功している人間は、それはもともと才能があったからで、自分はもともと平凡な人間だから、努力したって無理だ。
そういう思い込みが、人の人生をどれだけ窮屈にしていることか(縛りつけてることか)。世の中に越えられない壁なんてないんだ(ねぇんだ)。だからおまえたち(おメエら)、どんなことにも「できない」という先入観を持つな。』と、生徒たちを叱咤激励する場面がありました。
「自分には、できない」勉強に限らず、とことんやり切らずに、そう決めつけ、はじめから諦めてしまうことはありませんか。あるいは、そんな思い込み・先入観をもって、努力しない自分を正当化していませんか?
また、第9話での、
『 自分の将来は周りが決めるんじゃない(ねぇ)、世の中の流れに乗るもんでもない(ねぇ)。自分の人生は自分で作る。』
この台詞にも共感できるものがありました。
学習に限らず、様々なことに対して、自ら動こうともせずに、他人や周囲のせいにしたり、周囲に流され、変えようと挑戦することもせずに、うまくいかないことを嘆いていることはありませんか?
私は、「過去を変えることはできないが、未来を変えることはできる。」と言う言葉を大切にしています。
過去の積み重ねが、現在(今)の姿につながるということ。そして、今の積み重ねが未来の姿につながることを表しています。
桜木先生は最後にこうも言っています。
『 自分の人生は自分で作る。人生はどうなるかじゃなく、どうするかだ! 自分がどう行動するかによって、未来の人生は大きく変わるんだ。』と。
先が見えない我慢の日々が続きますが、自分の未来を、進む道を切り拓くためにも、今を大切に行動する飛鳥中生であってほしいと願っています。
以上で、私の話を終わります。