本日、「 全校朝礼 」を放送で実施しました。
写真は、放送での話を聞いている各教室の様子です。
コロナ禍では、感染拡大防止のため、放送による朝礼を何度も行ってきました。
また、モニターを活用した放送朝礼等も実施してきましたが、新校舎で学校生活を送るようになり、この1年そうした必要がなくなっています。
今日の朝礼は、表彰等もなく、私の話だけということで、あえて放送で行いました。
今後、コロナ禍で学んだモニターを活用した放送等が実施できるよう取り組みたいと思います。
放送朝礼での内容は、「 校長講話・ここをクリック 」に掲載しました。
おはようございます。
77回目を迎えた運動会から1週間ほどが過ぎました。運動会に向けての練習やクラスでの話し合い作戦会議、そして、運動会当日、運動会後のクラスや学年での振り返りと、運動会の取り組みを通して、多くの学びがあったことと思います。
運動会での学びを今後の学校生活に生かしてほしいと思います。
私からは、たくさんいただいた保護者アンケートの中から、2・3紹介したいと思います。
『 中学校、はじめての運動会でしたが、小学校からの成長を強く感じる場面が多々ありました。子供たちの気持ちの良い挨拶、きびきびとした行動に触れ、見ている、こちらも清々しい思いになりました。
負けても、頑張りを讃え合う姿が印象的でした。日々のご指導、本当にありがとうございます。』
『 昨年初めて飛鳥中の運動会を見て、生徒たち、特に3年生が、やらされていると言うより、自分たちで運動会を盛り上げ、楽しんでいる様子が見られて、とても雰囲気が良いなぁと感動しました。
今年の3年生も、その雰囲気を受け継いでくれていてよかったです。ぜひ、この良い雰囲気を次の学年も、今後ずっと受け継いでいってほしいと思いました。
先生方、日ごろの温かいご指導ありがとうございます。』
『 開会式前の2分、生徒たちが静かに準備完了している姿に感動しました。保護者の私語が目立ってしまうほど静寂で素晴らしかったです。
各種目の代表生徒の声かけや、全生徒の「お願いします」の声かけは本当に素晴らしいです。聞いていて気持ちが良いです。伝統ですね。
ぜひ運動会で終わることなく、日々の授業前後の挨拶に生かして、1年を通して飛鳥中の素晴らしい伝統としていただきたいなぁと感じます。
先生方日々たくさんのご指導をありがとうございました。』
と、まだまだたくさん紹介したいですが、時間の関係で以上にしておきます。
飛鳥中らしい素晴らしい運動会を、そして、伝統を受け継いできた運動会を今後もぜひ継承してほしいと思います。
私が大切にしている言葉に『 現状維持は退歩 』という言葉があります。
伝統を受け継ぐだけでなく、新たな取り組みにチャレンジし、学校行事をさらに前進してくれることを願っています。
さて、大きな行事を一つ終え、新しいクラスにも慣れ、団結力も生まれてきたことと思います。
これから梅雨のうっとうしい季節を迎えます。こうした時期、人間関係や体調面、学習面など、学校生活をおくる上での悩みが、多かれ少なかれ出てくるものです。
人が集まり集団生活を送ることで、楽しいことや嬉しいことは、もちろんあります。一方、辛い思いや悔しい思いをすることも、残念ながら起こることがあります。
納得のいかないことがあったり、友達とけんかをしたり、そして、あってはならないことですが「いじめ」につながることもあるでしょう。
東京都教育委員会では、この6月を 『 ふれあい月間 』 と定めています。そして、悩み事や気になることなどに、各学校がいつも以上に積極的に取り組むよう求めています。
また、北区教育委員会もこの6月に「 相談ミニレター 」というものを配布しています。後日、各クラスで配られることと思います。
もし、辛いことや気になることがあったとき、人に相談することで、気持ちが楽になることもあります。一人で抱え込まずに、友達や大人に相談するなどしてください。
飛鳥中学校の先生方、そして、スクールカウンセラーの先生は、相談してきた生徒が、少しでも楽な気持ちになれるよう、誠実に対応する心づもりでいます。
今週末には、中間考査があります。運動会同様、最後まで諦めず、今もっている力を最大限発揮できるよう取り組んでください。
以上で、私の話を終わります。