「修学旅行を終えて」

　修学旅行前に木村先生が、「この修学旅行は2年前から始まっている」というお話をしました。
　修学旅行というのは、その学年が入学した瞬間から、「この生徒たちがどのように成長してほしいか」を考えて計画されます。
　木村先生や学年の先生方の強い思いが伝わって、胸が熱くなりました。

　そして、この３日間、皆さんと共に過ごし、たくさんのステキな面を見つけることができました。
　広島での被爆者のお話を真剣に聴いている姿、遅れそうな友達に優しく声をかけている様子、集合時間を守るために集合場所まで重い荷物を持って走る姿、リーダーを中心に修学旅行を絶対に成功させようと協力しているみんな…。
　どれも全てがキラキラ輝いていました。

　昨日、添乗員さんが私にこう言ってくれました。
　「飛鳥中の生徒さんは本当に素晴らしいですね。朝、東京駅での出発式は、今年添乗した学校の中で一番素晴らしかったです」
　私はとても嬉しくなりました。

　「解散式」でお話しましたが、大切なのはこれからです。
　体験し、学んだことをぜひこれからの学校生活に生かしてください。
　皆さんのこれからの成長を楽しみにしています。
　３日間、ステキな思い出をありがとう。

保護者の皆様へ。
　修学旅行に向けてご理解、ご協力くださり本当にありがとうございました。
　この場をお借りして御礼申し上げます。
　今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　副校長　豊田