本日、全校朝礼を行いました。
私から生徒たちへメッセージを伝え、その後、以下の表彰を行いまいした。
【 第23回 日本情報オリンピック本選 】
敢闘賞(Bランク) 2年 男子
【 第76回 東京都英語学芸大会】
・CATEGORY:SPEAKING Aの部
Certificate of Excellence 3年 男子
朝礼での内容は、「 校長講話・ここをクリック 」に掲載しました。
校長:高田勝喜
今年度の登校日数も、残すところ今日を含めて3年生はあと12日、1・2年生は15日となりました。
「1月は行く。2月は逃げる。3月は去る」と言う言葉があるように、時の流れの速さを感じている人もいることでしょう。
そうした中、1年生は、職業調べでのポスターセッションや職場体験に向けてのマナー教室、そして、2年生は、外部の講師の先生による起業プログラムや修学旅行コースリーダーのプレゼンなど、卒業後の進路、将来に役立てるためのキャリア教育に熱心に取り組んできました。この2ヶ月があっという間に過ぎたのではないでしょうか。
言うまでもなく、3年生は、1月中旬から本格的に入学試験が始まり、先週末の都立高校の合格発表と、慌ただしく落ち着かない日々を過ごしてきました。
中学校卒業後の進路を決めるために、この数ヶ月間は、不安やいらだち、目に見えない壁、そして、自分との闘いの日々だったことと思います。
感じ方は人それぞれだと思いますが、進路決定という目標・ゴールに向けて、全力で走り続けてきたことでしょう。
そのゴールが目標どおりでなかったという人もいるかもしれませんが、諦めず、そして、逃げ出さずに取り組んできた経験は、とても尊いことであり、新しい環境で挑戦するための原動力となるはずです。
君たちの4倍近く生きてきた私だから伝えられることがあります。
それは、長い人生には、思いどおりにいかないこと、むしろ思いどおりにならないことの方が多いように感じています。
そして、うまくいかないことや、あきらめそうになることを何度も経験してきました。
『置かれた場所で、咲きなさい。』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
「今、自分がいる場所や環境のせいで、上手くできないと諦めたり、文句や不満を言ったりするのではなく、その場所で諦めず、最善を尽くすことで、自分が幸せになりなさい。」という意味が込められています。
ゴールが目標どおりであったかどうかよりも、目標に向けてどのように取り組みゴールしたかと言うことの方が、その後の生き方に大きな影響を与えるものです。
3年生の皆さん、まもなく義務教育は終了します。
進路選択に一区切りがついた今、自分自身の真の目標、ゴールは、どこにあるのか見つめ、じっくりと考えてみてください。
そして、次のステージで、先ほどの言葉にあるように、置かれた場所で、自分自身の花が咲かせられるよう準備を進め、歩みを前に進めてください。
以上で私の話を終わります。