10月23日(水) 本日の学校風景(4)
- 公開日
- 2024/10/23
- 更新日
- 2024/10/23
学校生活
3年A組 国語の授業の様子です。
教科書P.98〜 文学的文章『 魯迅 作「 故郷 」』を学習しています。
『故郷』(魯迅作)は、清朝末期(辛亥革命の頃)の中国で、20年ぶりに帰郷した主人公の【 私 】が見た荒廃した故郷と、かつての親友の変貌を描いた作品です。
本時の目標は、「 ルントウの境遇を注意深く読み、行動の考察をしてみよう。」です。
『 例の豆腐屋小町のヤンおばさんは、私の家で片づけが始まってから、毎日必ずやって来たが、おととい、灰の山から碗や皿を十個余り掘り出した。 』の一文に注目し意見を交わしていました。
大勢の生徒が手を挙げ、指名された生徒は、自分の考えを分かりやすく伝えています。
発表する生徒の立ち位置、そして、発表する生徒のほうに体を向け耳を傾ける姿勢、先ほども2年生の学習の様子でお伝えしましたが、素晴らしい教室の風景だと感じます。
国語の授業では、かつてICT機器をあまり活用することがありませんでした。しかし、現在は、学習用端末「 きたコン 」に打ち込んだ生徒たちの意見・考えが、プロジェクター経由でスクリーンに映し出されます。
「個別最適な学び」「協働的な学び」を具現化するような効果的な学習でした。
校長:高田勝喜