２年生のフロアには、国語で取り組んだ「 鎌倉川柳 」が展示されています。

　１月に実施した「 鎌倉校外学習 」の事後学習と国語の書写を兼ねて取り組んだものです。

　短冊を使用し、丁寧な文字で、さらに色とりどりに仕上げられています。一つ一つ読んでいて、とても楽しい気持ちになります。

　「 五 ・ 七 ・ 五 」というわずか１７音の表現ですが、校外学習中の様子が、しっかりと伝わってきます。

　「 川柳 」や「 俳句 」など、日本には、素晴らしい表現方法が伝承されていることを改めて感じます。

　素晴らしい作品、楽しい作品がたくさんありますが、その中からいくつか紹介いたします。

　・長谷寺で　十分走って　四百円

　・大仏も　僕も猫背の　冬の朝

　・どこ見ても　狐だらけの　佐助稲荷　

　・いやされる　由比ヶ浜での　波の音

　・由比ヶ浜　空と重なる　青い海

　・国宝館　大迫力の　神将像

　・春を待つ　明月院を　リス駆ける

　・春近し　寒風荒ぶ　相模湾

　・トラブルが　起きても楽し　鎌倉は

　・寺めぐる　あったか空間　保ちたい

　鎌倉校外学習を何度も経験している私にとっては、上記以外の作品すべて、１７音に込められた思い・情景がとてもよく伝わってきました。

　　　　　　　　　　校長：高田勝喜