会長挨拶

挨 拶  東京都中学校道徳教育研究会  会長 木村 知広 (板橋区立赤塚第二中学校長) 

日頃より、東京都中学校道徳教育研究会の活動にご理解・ご協力を賜り、感謝申し上げます。

東京都中学校道徳教育研究会の第42代会長を仰せつかりました板橋区立赤塚第二中学校長の木村知広と申します。よろしくお願いします。 

昭和33年に本会がスタートして67年間の長きに渡り、東京都中学校道徳教育研究会が、組織として持続してこられたのも、歴代会長をはじめ、尽力されてきた会員の皆様の研究の積み重ねがあったからだと、改めて感謝申し上げます。 

さて、将来の変化を予測することが困難な時代を迎え、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが重要となることから、道徳教育はこれまで以上に重要な役割を果たすことが期待されています。そこで、令和7年度の研究テーマは昨年度から継続し、「人間としての生き方について考えを深める道徳科の指導の工夫」とし、「補い・深め・発展させることを留意した取組の充実」を新たに副題として設定し、道徳教育の「要」となる道徳科の位置づけを明確にし、 道徳教育を充実させていくことができるのか整理して参ります。

今年度の活動については、第59回全日本中学校道徳教育研究大会岐阜大会並びに第54回関東甲信越中学校道徳教育研究大会山梨大会並びに、令和7年度東京都中学校道徳教育研究会研究発表大会、令和8年度東京都で開催する第60回全日本中学校道徳教育研究大会と第55回関東甲信越中学校道徳教育研究大会での発表に向けての研究活動・準備を主として活動してまいります。さらに、全公立中学校対象の道徳教育推進状況アンケートの実施と集約分析などにも取り組んで参ります。 

令和7年度は、これまでの研究成果を踏まえるとともに、来年の大会に向けての準備も加速させていくことが重要となります。そのためにも、さらに多くの会員を募り、東京都中学校道徳教育研究会という組織を盤石なものにしていく必要があると考えています。 

「先を見据えつつ、研究をしっかり固める」ことをスローガンに令和7年度を進めていきたいと考えておりますので、ぜひ、よろしくお願いします。