給食センターの1日

給食センターの1日

私たちが毎日食べている給食は,どうやって作られているのかな?

ちょっとのぞいてみよう♪

〜午前中の仕事〜

《検収》
朝,給食に使う材料が納品されたときに品物が新鮮かどうか調べます。

《下処理》
野菜についている汚れを洗い落とします。

「給食には,いろんな野菜をたくさん使っているね。」

《くだもの》
できるだけ生の果物をつけるようにしています。センターで洗ってクラスに分けて盛りつけます。

「キウイやみかんはセンターで切るよ。」

《たまご》
悪い卵が入るといけないので,1個ずつ割ってから確認します。

「きれいにまざるようにがんばるぞ!」

《焼き物》
焼き物の機械で,肉や魚,グラタンなどを焼きます。

「ちゃんと焼けたかな・・・?」

《野菜》
給食で使う野菜は,全部ゆでてから使います。

でき上がった物は,必ず温度確認をします。
「ちゃんと温度計で確認するよ。」

《もりつけ》
クラス・学年に合わせて大きなひしゃくでもりつけます。
《和え物》
和え物は特別に注意をして作業します。冷たいまま学校へ届くように保冷剤を食缶に入れます。

「おいしくできたかな?」

もりつけられたボールや食缶をコンテナへ運びます。
「まちがえないように入れなくちゃ」

車にコンテナをのせて各学校へ出発!!
「いってきまぁ〜す!」


「ごちそうさまでしたぁ〜!!」

ところで・・・私たちが食べ終わったあとって,どうなっているのかなぁ?

〜午後からの仕事〜

各学校からコンテナを回収します。
かえってきた食器や食缶,ボールを出したあと,コンテナもよくふいてきれいにします。

ボールや食缶から残ってきた給食を献立ごとに分けてあけます。献立ごとに残量がどのくらいか調べます。

「ごはんがたくさん残るなぁ・・・。」

「残量が多いときは,ちょっと悲しいです・・・。」

よごれがよく取れるように,機械で洗う前に大きな水そうで洗います。
そのあと,機械でよく洗います。

「まだまだたくさんあるあるよ。」

お玉やごはんべらもきれいに洗います。
「明日も使うからきれいにするぞ!」

食缶も機械でよく洗います。全部の学校分で約70個になります。
夏になると,40℃くらいになります。

「あと、もうすこし・・・」
「これで明日の給食の準備もバッチリ!!」