みんなのアート展開会式あいさつ「みんなつながっている」
- 公開日
- 2011/12/27
- 更新日
- 2011/12/27
部活動
「みんなのアートミュージアム2012」の開会式が、12月17日に富山県立近代美術館で行われました。第5回展の今回は小学校2校、中学校4校、高等学校1校、特別支援学校1校の参加で、8つの展覧会として発表されました。同日午前9時30分からの開会式では富山県知事等各関係の方々のあいさつなどと並び、参加中学校の代表として、本校美術部部長2年谷口菜都美さんが、あいさつ文を読み上げました。その後、関係者でのテープカットで、1月29日までの展示スタートとなりました。以下は、谷口さんが読み上げたあいさつ文全文です。
私たちの作品のコンセプトは「環」つまり「つながり」です。3月11日の東日本大震災で、私はこの「つながり」を改めて感じました。遠く離れた東北での震災でしたが、富山の私たちも大きな影響を受け、たくさんのつながりを感じました。
連日流れるニュースを食い入るように見つめながら「自分たちに何かできることはないだろうか。」そう思って私たちは動き出しました。この思いを何か作品にして、みんなに伝えたいと考えました。人の思いはつながり、やがて大きな輪になります。そして、私たちの作品もつながっています。切って貼って考えて。一枚の布や紙、みんなのアイデアをつなげて、作品を構成しました。そして、この美術館も、8つの学校の作品がつながって空間をつくっています。
人も鳥も花も宇宙だって。みんな、つながっている。今回の制作を通して強く思いました。小杉南中学校 美術部部長 谷口菜都美