学校日記

うれしいお知らせ2

公開日
2017/12/14
更新日
2017/12/14

学校だより

  • 1853024.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/1820001/blog_img/59925182?tm=20250203120257

 昨日「うれしいお知らせ」をお伝えしましたが、今日は以前届いた別のうれしいお知らせをお伝えします。市内の別の中学校の生徒指導部から出されていたお便りから引用します。(以下引用)

 さて、今年のサマーフェスティバルでの出来事です。花火大会が終わり、見物客もほぼ見えなくなってきた万代橋を渡っていると、目の前の高校生らしき3人組がキョロキョロとあたりを見渡しながら歩いていました。よく見ると歩道に散乱しているゴミを拾いながら歩いていたのです。思わず「君たちは誰かに言われてやっているの?」と問いかけると、「いいえ、なんとなくゴミを拾ったほうがいいかなぁと思って。」との答え。人生で最大級の衝撃でした。普段えらそうなことを言っている私ですが、のほほんと歩いていたことに恥ずかしさを覚えると同時に、何とも言えない爽やかな気持ちで胸がいっぱいになりました。その後、彼らを見習って一緒にゴミを拾いながら帰りましたが、人がやっていないことをする気恥ずかしさが“ちょっぴり“、世の中の役に立っているという充実感が”ほとんど“でした。
 彼らは同じ中学校出身の先輩後輩で、今は別々の高校に通っている3人。誰かに誉められたくてゴミを拾っていたのではありません。きっと自分たちが暮らす身近な場所が汚れているのが我慢できなかったのでしょう。ルールやマナーを守る公共心や道徳心がしっかりと身に付き、実践できている彼らを見ていて、本当に素晴らしいと思いました。
(引用終わり)

 お気づきのことと思いますが、ここに登場している高校生は武生三中出身なのです。三中がボランティア活動に力を入れてからすでに15年以上経ちますが、人の役に立ちたいという精神が先輩たちに根付いていることをうれしく思いますし、このような生徒がどんどん増えていくことを望んでいます。

(写真は6月に行われた三世代交流ボランティアの様子です)