接し方アドバイス 〜子どもの自立促そう〜 の講演会から
- 公開日
- 2011/11/21
- 更新日
- 2011/11/21
会長挨拶
市内東高森台小学校で,元PTAメンバーでつくられているお話の会「めだか」が主催された講演会があったそうです。
講師は,子育て支援の専門家であり,中日こどもウィークリーの連載「親の時間 子の時間」の執筆者の一人,横浜市のNPO法人「ハートフルコミュニケーション」代表理事の菅原裕子さんだったそうです。演題は「子どもの自立を促すために親ができること」。その講演会の内容が,11月17日(木)付け「中日新聞」朝刊の近郊版に紹介されていました。
記事によると,菅原さんは「愛すること,責任,人の役に立つ喜びの三つの価値観を子どもたちに教えてほしい」と強調され,手伝いを例に「『良い』『えらい』と評価する言葉でなく『うれしいよ』『ありがとう』と感謝の気持ちを伝えて共感性を養って」とも話されたそうです。
こんなうれしい記事が,掲載されていました。
ここ最近,あらゆる講演に参加させていただくと共通するのが,この講演会の最後の締めの助言のように,「子どもの言葉を受け止め,そのままそっと返してあげるといい。自問自答を始め,安心して話せるようになる」という尊重する言葉です。
私たちおとなは,当然ながら社会のルールや人としてのモラルを保ち続けながら,日々学習して生きています。そんな中,新たな生命の誕生によって,親という立場になる人間がほとんどです。
小さいころに,自身の親から受けたしつけやコミュニケーションなどから子育て論が様々な形態に分かれるのは致し方ないことでしょう。大切なのは相手を尊重して聴く耳を持つこと。さらにやさしく語りかけ考えさせること。
正直,私自身が親から頂いた教育観とは180度ひっくり返る思考や行動であります。
しかし,時代は目まぐるしく流れている現実。やはり人はいつの世も学習しなければなり ませんね。
これから少しずつでも実行に移すことで,子どもたちの変化を楽しみに垣間見,また私たち自身にも時がゆっくりと流れるような心地良い気持ちが生まれることでしょうね。
そんな人間でありたいし,そんな親で在りたいですね。
日ごろよりの単P活動,市P連事業参画において,いつもありがとうございます。
未来ある子どもたちのために,少し深呼吸していきましょう。
春日井市小中学校PTA連絡協議会 松山 栄司