父母と教師の教育を語る会報告
- 公開日
- 2013/06/27
- 更新日
- 2013/06/27
活動報告
6月15日(土)、総合福祉センターにおいて『父母と教師の教育を語る会』が行われ、各小中学校PTAの方とともに市P連役員4名も参加しました。講師はシンガーソングライター きくち寛氏で、演題は『生まれてきたことで100点満点』でした。
お話は、次のような内容でした。
☆ 子どもと話すとき、最初うまく表現出来ずに枝葉(表面的に見えている部分)しか話せない子どもも、穏やかに相手の立場に立ち聞こうとすると、幹(本音)のところまで話してくれる。子どもは本音で話をすると、その本音で話した自分の言葉で、自分を認め、好きになり、「心の自然治癒力」が働き、心の傷が癒される場合がある。
☆ 親が子どもに「生まれてきてくれたことで、100点満点」という気持ちを伝えることで、子どもは勇気と希望を持つことができる。
☆ 子どもに対する否定の言葉(よく言ってしまうが)は、百害あって一利無し。子どもが成長する手助けをする気持ちを持って接することが大事。
☆ 親から、優しさ、温かさを与えられた子どもは、親を真似て人に与える。逆の場合は、優しさ、温かさが不足し、いつまでも幸せを感じない。ぜひ、親自らが「奪う側」でなく「与える側」の人になってほしい。
「生まれてきたことで(生きてくれているだけで)100点満点」という言葉は、非常に重く心に響き、子どもとの接し方に対し多くのヒントを学ぶことができました。また、講演の間の生演奏も素敵でした。