学校日記

第62回日本PTA全国研究大会参加報告

公開日
2014/09/17
更新日
2014/09/17

活動報告

 8月22日(金)〜23日(土)に、長崎県において『第62回日本PTA全国研究大会』が行われ、市P連役員を代表して参加しました。2日間参加し、パネルデッスカッションやコンサート他ありましたが、2回の講演に内容を絞り、報告します。
■「平尾誠二氏」(8月22日、第8分科会、大村市会場)
 平尾氏は、51歳、神戸製鋼ラグビー部で活躍し、ラグビー日本代表を務めた人で、日本ラグビー界のカリスマスターで、プロ野球でいうと長島茂雄の様な存在です、彼の話で心に響いた内容は以下の通りです。
 1,幾つかの高校から勧誘時、金銭や条件面の素晴らしい提示する高校より、監督自からのストレートで純粋な気持ちを聞いた時に、心が震え、その学校に決めた
 2,その監督は、非常に練習、生活面に厳しく(ゲンコツも)やめようと思うことあったが、ラグビーが本当に好きだったので、我慢できた。3年にキャプテンをやり、全国大会決勝前日に足を怪我し、全く歩けなくなった時、「お前は、立っているだけでいい、それで負けても誰も文句言わない」と言われ、痛み止めの注射を打ち、監督を勝たせて上げたいという一心でがんばり、何とか勝てた。
 3,子どものことを一番思っているのは親であり、その親が子どもの将来のことを考え、たとえ嫌われても、厳しいことを言うことが必要(今の大人は、嫌われるのを恐れ、友達の様な関係になっている)
■「高野優氏」(8月23日、全体会、長崎市会場)
 高野氏は、漫画家で、子育てに関わるNHK番組の司会もしている。彼女の話で興味深かった内容は以下の通りです。
 1,もし、明日死ぬことがわかったら、子ども達にどういう言葉をかけるか、考えて下さい、私(高野氏)は、『自分の子ども(難病の発育不良だった)には、生まれてきてくれてありがとう』と心から言いたい。
 2,親の自分への愛情が薄く、運動会でいつも一人でパンを食べていたら、一人の学校の先生が、次の年から3年間、愛情のこもった弁当を作ってきて食べさせてくれたことが、今も忘れない。

                  春日井市小中学校連絡協議会会長 奥村 昇次