元丈の館で学ぶ:野呂元丈の歴史と地域の魅力
- 公開日
- 2024/10/04
- 更新日
- 2024/10/04
校外学習
10月4日(金)、1年生は校外学習で元丈の館を訪れました。元丈の館の代表である高橋孝範さんから、野呂元丈や元丈の館の歴史についてお話を伺い、勢和地域の魅力を感じることができました。
野呂元丈は江戸時代中期の本草学者であり、日本における蘭学の先駆者とされています。彼は波多瀬に生まれ、京都で医学、儒学、本草学を学びました。享保5年(1720年)には江戸幕府の命で諸国の薬草を採取し、将軍徳川吉宗の命を受けて蘭語を学びました。その後、日本最初の西洋博物学書「阿蘭陀本草和解」や「阿蘭陀畜獣虫魚和解」を著しました。
元丈の館のおすすめは何と言っても足湯です。足湯は地域の憩いの場となっており、訪れる人々に癒しと安らぎを提供しています。それから、新鮮な野菜が安く手に入ることも魅力の一つです。多気町外からも多くの人々が野菜を買い求めに訪れています。特に目玉商品として、日本ミツバチが集めたハチミツと蜜蝋を使った保湿剤が紹介されました。
生徒たちは高橋さんのお話に熱心に耳を傾け、たくさんの質問をしていました。地域の偉人や歴史に対する興味と敬意を深め、元丈の館を後にしました。
お忙しい中、元丈の館のスタッフの皆さんには大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。