学校日記

令和2年度入学式

公開日
2020/04/07
更新日
2020/04/07

学校行事

 4月7日午後、真新しい制服に身を包んだ153名の新入生が、多気中学校の門をくぐりました。
 今年度は新型コロナウイルスの感染防止のため、新入生と新入生の保護者、在校生代表1名と教職員のみの入学式となりましたが、学校長式辞の後、在校生代表で生徒会長の水谷巴南さんが歓迎の言葉を送り、続いて新入生を代表して水谷糸甫さんが、「多気中学校に入学できたことに誇りを持ち、仲間と共に手を取り合い、困難を乗り越えて頑張る。」と「誓いの言葉」を力強く述べてくれました。
 その後、新入生は入学式後に自分の教室に入って担任の先生からの話を聞き、教科書などを受け取りました。これから充実した中学校生活になるようにがんばっていきましょう!

令和二年度入学式 校長式辞より
                                                           令和2年4月7日(火)
式辞の一部を抜粋してここに掲載します。
—途中抜粋
さて、これからの中学校生活を送っていくうえで大切にしてもらいたいことを話します。
まず、当たり前のことを当たり前にできるようになる。ということです。
大きな声であいさつをする。いつも感謝の気持ちを持つ。時間を守る。人の話をきちんと聞く。学校や社会のルールやマナーを守る。どれをとっても当たり前のことです。しかし、これは日々の学校生活を送るうえで一番大切な基本となることです。ぜひ心がけてください。
次に「自分を大切にする」ということです。
みなさんはこれまで、家族、なかま、先生方、地域の方々など多くの人に愛され、はぐくまれてきた大切な存在です。一人ひとりかけがえのない存在であるということです。
そんな自分を愛し大切にすることは、他人を思いやり、他人を大切にすることにつながります。
人はそれぞれ違います。そして違って当たり前です。一人ひとりが良さを認めあうことがこれからの中学校生活を豊かにし素晴らしいものにしてくれることでしょう。
最後に大切にしたい「三つの学び」についてです。
多気中学校では「主体的・対話的で深い学び」の実現をめざして学習活動に取り組んでいます。
そこで、一つ目は「主体的な学び」です。いろいろなことに興味関心を持ち、課題解決に向けて主体的に学ぶことです。
二つ目は「対話的な学び」です。仲間との話し合いや先生との対話をとおして新たに気づき、自らの考えを広げ、深めていく学びです。
三つ目は「深い学び」です。これまで身につけた知識や技能を活用し、目標を達成するために行動に向かう学びです。
中学校ではいろいろな学ぶ機会があります。それは教科の学習だけではなく、学校行事、体験学習、部活動、地域での活動など学校生活のすべてが学びの場です。
つねに、意欲を持って学んでほしいと思います。
以上のことを大切にみんなで力を合わせてすばらしい中学校生活にしていきましょう。
—途中抜粋
新入生の皆さん、多気中学校は今年の7月に新校舎が完成し新しく生まれ変わります。皆さんは新多気中学校の初めての1年生になります。
これまでの先輩方が築いてきた伝統を守りつつ新たな多気中学校の歴史を皆さんの力で築いていきましょう。