8月6日、1年生平和学習をしました。
- 公開日
- 2014/08/07
- 更新日
- 2014/08/07
学校行事
8月6日(水)の登校日、この日は広島に原子爆弾が投下された日でもあります。日本には、戦争のことを振り返り平和について考える記念となる日が、いくつかあります。
1年生は、大台町にお住まいの尾上和子さんをお招きして、尾上さんの戦争の体験をお話しいただきました。
終戦の年、尾上さんは13歳。1年生と同じ年齢です。
最初、原爆の被災の様子の写真を見せて説明してもらい、その次に尾上さんの体験のお話でした。
戦時中の学校では、モールス信号を習ったり、音楽の音階はイロハニホヘト、出征兵士のために千人針を縫ったりしたことなどをお話いただきました。学校で習うことはすべて戦争につながることだったそうです。音楽の音階も、敵戦闘機の飛行音を見分けることが目的だったそうです。
修学旅行は、伊勢神宮の参拝で、その時に履いていったのは自分で作ったわら草履であったことなどや、そのためにワラ打ちをしたこと、日曜日のくず鉄集め・農家の手伝いなどの勤労奉仕のこと、ガソリンでなく木炭で走る車の話など、生活全般が戦争につながっていったそうです。
そして、最後に憲法第9条の大切さ、そして2度と戦争を起こしてはいけないと話されました。