「サーカスのライオン」という物語をご存じですか。長く３年生の国語の教科書（東京書籍）に載っている子どもたちが大好きなお話です。「じんざ」というサーカスで火の輪くぐりをしているライオンが，自分の命と引き換えに男の子を火事の炎の中から救い出します。子どもたちは一つ一つの言葉に込められた意味や思いを考えながら，読み深めていきました。授業の最後に心に残った場面について，それぞれが文章に書き，みんなの前で発表しました。
　故郷を離れ，遠い日本で暮らす「じんざ」，自分の活躍を楽しみにしてくれている男の子と出会い，もう一度心を奮い立たせる「じんざ」，絆を深めた男の子を救おうと火の中に飛び込んだ「じんざ」…様々な「じんざ」が子どもたちの心の中で輝いていました。