かけ算の筆算(3年生)
- 公開日
- 2010/10/12
- 更新日
- 2010/10/12
3年
3年生の算数では,「かけ算の筆算」を学習します。
かけ算の筆算の学習の第1時では,これまで学習してきた計算の仕方や考え方を生かして,「12×4」の計算について図や言葉で方法を考えました。
「かけ算は,たし算にかえて計算できるよ。だから,12+12+12+12の答えと同じになります。」 「12×4は4×12と答えは同じだから,4の段の九九の続きから,4×10=10×4=40,4×11=11×4=44,4×12=12×4=44と,答えは4ずつ増えると考えてもとめられます。」 「12は10と2に分けられるので,今まで習った計算で,10×4=40,2×4=8,40と8を合わせて48です。」
子どもたちは,自分のノートに考えを図や言葉でぎっしりと説明を書いてから,自信をもってみんなの前で発表していきました。中には,さっそく友だちの考えのよさに気付き,自分のノートに「○○さんの考え」と書いている子どももたくさんいました。
授業の終わりには,12を10と2に分けて計算する考え方を生かして,より速く簡単に筆算で行うやり方について教師といっしょにまとめました。
本校の算数の授業では,少人数担当と担任が協力してTT(ティームティーチング)で,子どもたちの多様な考えを取り上げながら,クラス全体の思考力が高まるような学習を展開しています。3年生では,今後,筆算の技能の差に応じて担任と少人数担当が分かれて「習熟度別少人数指導」を取り入れていく予定です。それぞれのお子さんの能力に応じてきめの細かい授業を心がけていきたいと考えています。(3年少人数担当)