2年「かたちづくり」の授業風景から
- 公開日
- 2007/10/05
- 更新日
- 2007/10/05
1年
私たちが物事を考える時、頭の中だけで考えるより、実際に体験したり具体物を使って操作活動をすることによって真理がはっきりと見えてきたり、分かったりすることがよくあります。算数の学習でも『算数的活動』と呼ばれる操作活動が、特に低学年で重要視されています。
2年の『かたちづくり』の授業でもいろいろな楽しい形を分解したり構成したりする活動を通して、図形を多面的にとらえる力を伸ばしていくことをねらいとしています。子どもたちは、夢中になって色板を回したりひっくり返したりしながら、図形をイメージ豊かにとらえ、見つけた自分の方法を友だちに伝え、学び合う(本校でいう“ひびき合う授業”)姿が見られました。
時間はかかりますが,低学年のこの時期に十分にこの『算数的活動』をさせることによって、高学年の図形の学習にもスムーズに移行できます。ご家庭でも、普段の何気ない“もの・けしき”をどんな形でとらえられるか遊んでみてください。