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(学校だより校長巻頭言)変化と挑戦の年に!

公開日
2025/02/05
更新日
2025/02/05

お知らせ

 始業式があった17日から翌18日にかけて大雪に見舞われましたが、その後は平年よりも暖かく穏やかな日が続いています。

気象庁の3か月予報では今年は春の訪れが例年よりも早まるとのこと。

雪かきを避けたい大人の一人としては何とかこのまま…と思いながらも、グラウンドに積まれた雪山で元気にそり遊びに興じる子どもたちの姿には、見ていてほっこりした気持ちになります。
 


 44日しかない3学期もすでに2週間が過ぎました。昔から「1月はいく、2月はにげる、3月はさる」と表現されますが、明日からはもう2月。

やはり今年も1月はあっという間に行ってしまったなあという感じです(苦笑)。今年は巳年。さらに細かくいうと「乙巳(きのとみ)」となります。

干支は昔から、自然や人々の営みと深く結びついていて、それぞれの年には特別な意味が込められています。

ヘビというと、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

始業式の講話で「ヘビ」の画像を提示した時には「こわ?い!」と悲鳴をあげていた子がたくさんいましたが、日本では、古くからヘビは神聖な存在であり、知恵や再生、変化の象徴とされています。特に脱皮を繰り返しながら成長していく姿は、新しい自分に生まれ変わるような力強さを感じさせます。

※ちなみに、始業式の子どもたちとのやりとりの中で、ヘビは十二支の中で唯一○○する生き物。この○○の中には何が入る?と問いかけました。さすがに難しいかも?と思っていたら、最初に指名した子が「脱皮です!」と即答!スゴイ!みんな大拍手でした! 


 これまでに何度かお伝えしてきましたが、今年度の本校のキャッチフレーズは「自分で みんなで どんどんチャレンジ!」です。

この言葉には、子どもたち一人一人が自分の力を信じ、みんなと協力しながら、どんどん新しいことに挑戦していってほしいという願いが込められています。

干支であるヘビの「成長」と「挑戦」という特徴と重なる部分が多く、子どもたちにとって大きな学びの年となるのではないかとの期待が膨らみます。
 この巳年を迎えるにあたり、私たち大人もまた、子どもたちとともに成長し、新しい挑戦を受け入れる年にしたいものです。

日々の忙しさに追われる中で、自分自身を振り返り、必要なことに気付き、新たな一歩を踏み出す。

そのような姿勢が、子どもたちに前向きな影響を与えるのではないでしょうか。
 学校では、子どもたちが自分の可能性を信じ、伸び伸びと成長していけるような環境づくりに努めています。

友達をはじめ、学校内外の人たちとの出会いや、これまで苦手だったことへの挑戦など、様々な場面で子どもたちは小さな"脱皮"を繰り返しています。

失敗を恐れず、前を向いて進む姿は、私たち大人にとっても大きな学びとなるはずです。
今年度も残り2か月。

1年間の教育活動の締めくくりに向け、学校全体で大切にしていきたいことは、やはり「チャレンジ(挑戦)」です。

「自分で」考え、「みんなで」支え合い、協力しながら前進することが、子どもたちの大きな成長につながります。

家族や地域と手を携えて歩んでいく中で、新たな挑戦が生まれ、実を結んでいくことでしょう。

保護者の皆さまにおかれましても、引き続き温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 


 最後に、ネットで調べた乙巳年の特性を一つお伝えします。

この年は「冷静に考え、着実に行動する」ことが幸運の鍵とされているのだそうです。

大切なのは、慌てず、自分の足元を見つめながら進むことです。

子どもたちがそのような力を育むことができるよう、私たち教職員も全力を尽くしてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。(校長 秋葉 良之)