6/16 森林教室(4年生)
- 公開日
- 2025/06/24
- 更新日
- 2025/06/24
授業
+2
6月16日(月)、マサリベツ望洋の森で、留萌振興局森林室の方々が講師をしてくだる「森林教室」に参加しました。
森林教室の活動内容は2つ。1つは「カモフラージュゲーム」、もう1つは「林内散策」です。
「カモフラージュゲーム」は、ロープが張られた範囲に置かれた生物の模型などの人工物を見付けるゲーム。子どもたちは、注意深く茂みや木の幹や枝などを観察して「人工物」を探していましたが、草の陰に隠れていたり、周囲に溶け込んだようになっていたりして、見付けにくい「人工物」がたくさんありました。このように身を隠す「カモフラージュ」が生き物が自然の中で生き延びる術であることが、実感できたようです。
また、「トンボ」が置かれた近くには、それを捕食しようとする「カエル」、また、その「カエル」を狙う「ヘビ」が置かれていました。これが「食物連鎖」の仕組みを表すものであることが説明され、子どもたちは「なるほど!」という表情で聞き入っていました。
「林内散策」では、木の種類ごとの葉や木の肌などの特徴を聞き、「葉にとげがあるのはなぜか」「同じ種類の木でも葉の形が違うのはなぜか」「木の皮がはがれているのはなぜか」「幹が折れ曲がっているのはなぜか」など、謎解きをしながら樹木に関する知識を深めることができました。
最後に、森林のもっている大切な役割についてもお話してくださいました。これについては、ぜひお子さんに尋ねてみたり、一緒に考えてみたりしてください。
総合的な学習の時間では、「留萌の自然守り隊」の学習を行っています。今回の学習を通して、留萌の自然を身近に感じたり、自然についての興味関心を高めたりすることができました。学習の成果は7月2日の学習参観日に見ていただく予定です。「自然を守りたい!」という子どもたちの強い思いが感じられる素晴らしい発表になるよう、準備を進めていきます。