現地で学ぶ。 その1
- 公開日
- 2016/02/27
- 更新日
- 2016/02/27
生徒会
本日(2月27日)、生徒会執行部・2学年生徒会そして北梅太鼓のメンバーは陸前高田を訪問し、現在の復興の様子を見学・視察する研修といつもお世話になっている氷上共鳴会の方々に太鼓の指導を受ける研修との2班に分かれて活動をしました。
写真は復興の状況を見学・視察したメンバーの様子です。案内役を引き受けていただいたのは現在、陸前高田市役所に勤務されている永山 悟さんです。永山さんは宮崎県出身で大学卒業後(ちなみに東大卒だそうです)に東京で建築関係の仕事に就き、震災関連の仕事で陸前高田を訪れたのがきっかけで以前勤めていた会社を退職し、陸前高田のまちづくりに情熱を注ぎたい気持ちから市役所の採用試験を受験し、現在は陸前高田の街づくりの中心的な役割を担う職員として活躍されている方です。
最初は旧道の駅で震災遺構として残されている旧「タピック45」にある復興関連施設で津波の被害と復興に向けた新しい街づくりの説明を受けました。「1000年に1度の津波は防げないが100年に1度の津波を防げる防潮堤」「住宅地が浸水しないように町全体を盛り土し被害を防ぐ」「低いところから高い所へ向かって避難できる道路づくり」をコンセプトに街づくりを進めているというお話を伺いました。写真は旧タピック45から高田松原方面を見たものです。かつての長い松林は陸前高田の人々の命を守る長い防潮堤に姿を変えようとしています。写真に写っている周辺はやがて公園になるそうです。