現地で学ぶ。 その2
- 公開日
- 2016/02/28
- 更新日
- 2016/02/28
生徒会
昨日の研修で視察研修のメンバーは旧道の駅から、普段は一般の方が立ち入りできない盛り土作業中の工事現場を見学させてもらいました。震災により、陸前高田の市街地は震災前よりもほぼ町全体の標高を15Mほど上げる大工事を続けてきました。写真の生徒たちは震災前よりも15M高くなった盛り土の上に立っています。その盛り土は写真のように津波に負けない、見渡す限りの広々とした「新しい平地」に生まれ変わろうとしています。今年中には商業施設の建設する工事が始まるそうです。ちなみに地面を15M「かさ上げ」するためには30センチの盛り土をし、それを機械で固めてまた30センチ積み上げるといった作業を何度も繰り返し、土の改良も加えながら工事を進めていくといった気の遠くなるような作業を約5年続けてきたのだそうです。生徒たちは真剣にメモを取り、永山さんのお話しを聞いていました。