学校日記

シンボルツリー:シロヤナギの歴史

公開日
2017/08/15
更新日
2017/08/15

学校の様子

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〜校門そばにある「紹介板」より〜

 昭和の「騎兵第23連隊の兵舎」の校舎時代を経て、厨川中学校から県営体育館へ進む所に3本のシロヤナギの大きな木が、そびえるように立っていました。
 見上げるこの大木は、厨中生たちの若い情熱を励まし続け、暑い日には木陰をつくり、悩みのある若者の独り言を聞き、厨中で過ごした同時代の者たちの心を結び合う「母なる大樹」でした。
 ところがこの大樹は、平成7年11月7日の深夜、台風に耐えきれず倒壊してしまい、多くの人々が悲鳴をあげたといいます。
 平成23年3月11日の東日本大震災津波の影響により、厨中の第2世代ともいえる校舎も被災しました。その結果、校舎が使用不可能となり、厨中生たちは3校に分かれた学校生活でしのぎました。そして平成24年に第3世代の新校舎が完成し、厨中生たちは「新生厨中」を合言葉に再起を誓い合いました。
 「3本の時代」のシロヤナギは終わりましたが、この時、その跡に「ひこばえ」のシロヤナギが生えていたことがわかりました。
 地域と厨中生たちが愛着を寄せていた樹木の次の世代の新生・シロヤナギを校門正面に移植し、新校舎の新たな時代に入った厨川中学校を記念して、厨中のシンボルツリーとするものです。

平成24年11月20日