被災地見学:陸前高田市訪問 その3
- 公開日
- 2018/02/20
- 更新日
- 2018/02/20
生徒会
高田の街を見学し、最後に立ち寄ったのは、かさ上げ工事がほぼ終わり、高田の街の中心となるアバッセ商店街です。その真ん中に素敵な交流センター「ほんまるの家」があります。そこで、学習のまとめをしました。
3つのグループに分かれてディスカッション。学習の結果を班ごとにまとめ、プレゼンテーションを行いました。たくさんの発見・学びがあったようです。そして、さすが頭の柔らかい生徒たちです。復興支援のたくさんのアイディアを出し合い、担当の永山さんを唸らせていました。
今回同行し、解説してくださったのは、陸前高田市役所都市計画課の永山課長さんでした。本来はお休みのところ、厨中生のために時間を割いてくださいました。
聞くところによると、永山さんは宮崎県出身。東京大学卒業後、東京の都市計画研究企業に入社。被災直後にその手腕を買われ、陸前高田市役所の臨時職員として招かれたそうです。高田の復興に尽力し続ける中、今の奥様と高田で出会い、結婚。この春にはお子さんもお生まれになるとか。
南国宮崎から北国岩手へ〜。高田のことをいろいろ教えてくれる永山さんの目は、厨中の生徒たちに会い、一層輝いていました。
永山さん、本当にありがとうございました。