学校日記

春の記憶

公開日
2012/05/04
更新日
2012/05/04

校長だより

連休後半初日(5月3日・木曜日・憲法記念の日)皆さんはいかがお過ごしで
しょうか?
あいにくの雨でせっかく咲いた桜の木々も、雨で濡れた地面に桜吹雪がグラデ
ーションを描いていました。
そしてこの休みの前は熱い暑いという思いをして暮らし、ところがその前は寒
い寒いと言っていたことを思い出します。今日も冬のフリースを引っ張り出した
方もいたことでしょう。
何だかこのところ、「温かな春、さわやかな秋」がどこかに飛んで行って、熱い
夏の次にガツンと寒い季節が、というふうに(春と秋がないような)二季になっ
て、急激な温度変化の一年になって来た感がします。
さてその連休前半の「春」の画像をご覧ください。

上段は岩手大学構内で見つけた桜越しの岩手山です。ちょうどこの日は岩大で
「桜めぐり」が、多くの市民を集って開催されていました。その列にちょっとだけ
混じってみましたが、さすが農学部の歴史の岩大。多種の樹木に驚きました。

中段は夕顔瀬橋からの岩手山。この橋を通る人々はみんなカメラマン!

下段は新校舎裏でひっそりと生きていた「白柳」の木。かつて厨中から県営体育
館に抜ける校庭の隅に大きな「白柳の二本の対の木」がありました。かつての卒
業生たちは文句なしに思い出す「シンボルツリー」=「こころ樹」です。これが
約20年程前(ここは詳しくはまた後で触れます)の台風で2本とも倒れてしま
い、その歴史を終えたと思っていたところ「彦生え」で次の世代をしっかり残し
ていてくれました。
この木を新生厨中の歴史と記憶を刻む新世代白柳として、新校舎外構工事の
中に含めて行きたいと思っています。