大阪城にて。その1
- 公開日
- 2015/02/07
- 更新日
- 2015/02/07
職員・OBから
私用で大阪に来ました。何度か大阪城を訪れたことはありましたが、今回は多少時間があったのでボランティアガイドさんに説明をしていただきました。昨日のヒヤシンスのように私だけが知らなかったのかも知りませんが、今日はたくさん学ぶことが多くとても貴重な時間を過ごすことができました。
写真上
大阪城は何回か改築を重ねましたが、現在の大阪城の原型は徳川二代将軍秀忠が各地方の大名にそれぞれを分担させて作らせたもので、お濠も大阪の夏の陣で全て埋めた後、再び掘り直して現在のお濠を作ったのだそうです。それと同時に豊臣秀吉が建てた大阪城も埋められ、その当時の石垣も埋められ、現在の大阪城天守閣の基礎地盤として埋まっているのだそうです。
写真中
写真の石垣も徳川秀忠の時代に着工をはじめたのだそうです。次の写真でその大きさが分かるのですが、ゴツゴツした感じではなく、積み重ねた巨石が1枚の面に見えてとても美しいと思いました。
写真下
今回の説明で一番勉強になり、驚いたのは築城に使われている石の大きさでした。写真の一番下の岩は高さが2Mほどありました。これを、小豆島から船に載せて瀬戸内海を渡り、ここまで運んできたのだそうです。エジプトのピラミッドと同じだなぁと思いました。
とても丁寧なガイドさんで所要時間は約3時間。通常は1時間で終わるらしいのですが、たくさんサービスをしていただきました。そして、とても勉強になりました。