学校日記

平成17年度修了式 〜1年間よくがんばりました〜

公開日
2006/03/24
更新日
2006/03/24

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 三宅村立小学校は、去年の4月にこの三宅島で4年半ぶりに学校を始めました。ですから、子どもたち全員が、この学校に初めて入ってきた新入生や転校生だったわけです。最初は、学校に慣れるのが大変だったと思います。また、スクールバスに乗って、見たこともないようなガスマスクを持っての登校ということも大変だったと思います。それでも子どもたちは、バスから降りると「おはよう」と元気に登校してくれました。
 こうしたことだけでなく、子どもたちはそれぞれの学年で大切なことをたくさん身に付けることができました。文字を読んだり書いたり、計算したり、絵や音で気持ちを表したり、一生役に立つ大切なことを勉強してきました。また、全員が新入生や転校生という状況の中で、友達と仲よく過ごすことができました。人にやさしくすることの大切さや、苦しくても頑張ることの大切さも学びました。さらには、火山ガスで病気になる人もなく、サッカーや水泳、運動会やマラソン大会など、体を鍛えることにも取り組んできました。1年間の子どもたちの成長をご家族でも話し合い、励ましていただけたらと思います。
 そして、また4月の始業式の時には、勉強するぞという気持ちをしっかりともって元気に登校してきてほしいと思います。三宅の子はやればできます。これからも一生懸命頑張ってほしいと思います。
                   三宅村立小学校 校長 齋藤裕吉