月曜朝会:自分に勝つ・・・!
- 公開日
- 2007/01/22
- 更新日
- 2007/01/22
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昨日は柔道・剣道の「鏡開き」が行われました。皆さんの中からも、たくさんの人が参加していました。「継続は力なり」という言葉があります。一つのことを続けていくことは、たいへん大切なことです。これからも、がんばってください。さて、先週の金曜日にテレビをみていてとても心を動かされたことがありました。ある大学生が大学を受け直し、お医者さんになるためにがんばっているという内容でした。その大学生は、実は耳が不自由なために声や音を聴くことが全くできません。皆さん、これが何だかわかりますか?そうです、「聴診器」です。お医者さんは、この聴診器で患者さんの体の中の音を聞いて、体の調子を知るのです。以前は、耳の悪い人はお医者さんにはなれませんでした。しかし、法律がかわって耳の不自由な人でもお医者さんになれることになりました。耳の聞こえない人が、お医者さんになるということはたいへんな努力が必要です。耳が聞こえないということは、お話もできないということになります。だから、その大学生はお話をしている人の口の動きをよく見て話していることを理解するそうです。また、声の出し方の練習もしているということでした。お医者さんになるためには、難しい試験を受けなければなりません。そのために今、その最後の試験に合格するために一生懸命勉強しているということでした。皆さんの中には、「マラソンが苦手だ。」という人もいるでしょう。先週、行われた路上練習をずーと見ていました。「歩きたいな。」と思った人もいたでしょう。自分の走り方や速さを人と比べる必要はありません。マラソン大会当日は、自分にあった速さで最後まで走りきりましょう。自分に勝つたたかいをしてほしいと思います。
三宅村立小学校 校長 前 沢 蔵 人