校長室だより
- 公開日
- 2012/05/09
- 更新日
- 2012/05/09
校長室から
5月9日(水)体力テスト
今日は、体力テスト。東京都は、昨年度より全ての学校で、体力テストを春に実施するようになりました。東京都の子供達の体力向上に向けて取り組むようになりました。全国と比べると、低いのが現状です。三宅小の子供達も例外ではありません。
体力テストは、握力、上体起こし(腹筋)、長座体前屈(柔軟性)、20mシャトルラン(持久力)、反復横とび(俊敏性)、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げの8種目です。今日は、その中の5種目を行いました。(本日行わない、握力、20mシャトルラン、50m走は学年の体育の時間で測定します)
子供達の様子を見ていると、真剣に最後まで行っていました。態度面はばっちりです。反復横とび、立ち幅跳び、長座体前屈は、よくできているなと思いました。上体起こしとソフトボール投げは課題があると感じました。特に、ソフトボール投げは全学年、体全体を使って投げることができる児童は数人です。そのため、遠くに投げることができていません。子供達の休み時間の遊びの様子を見ても、ボールを投げる遊び(ドッジボール等)をあまりしていないので、経験不足もあるのでしょう。齋藤先生が、こつを教えると、遠くに投げられるようになった子もいました。また、体力の二極化傾向も見られます。学校以外で、スポーツを行っている子は1日の歩数は多くて9万歩と言われています。学校だけでは約1万歩。その差が体力の差となって表れるのは当然のことです。小学校で体を動かすことは、生涯スポーツを行う上での基礎となります。保護者の皆様、ぜひ子供と一緒に走ったり、ボール投げをしたり、腹筋をしたりして、子供の体力を伸ばしながら、ご自分の健康・体力の増進を行ってほしいと思います。体力テストの結果は、9月下旬頃に発表されます。また報告させていただきます。