学校日記

全校朝会:この一週間・・・!

公開日
2007/03/19
更新日
2007/03/19

トップニュース

 「心」が大切になってきます。この一週間で、平成18年度が終わります。3月22日には卒業式が行われ、今まで学校を支えてくれた19名の6年生が卒業します。そして、25日には三宅小学校・阿古小学校・坪田小学校の三校の閉校式が行われ、学校を閉じます。1年生から6年生の皆さんは、この一年間でずいぶんと成長しました。特に、来年度は5年生は6年生の思いを引き継いで学校を引っ張っていかなければなりません。以前、竹には節目があるというお話をしました。節目があるから風や嵐にも負けない強さが生まれてきます。この一週間、強い心でしっかりとした節目を作っていきましょう。では、どのようにこの一週間を大切にしていったらよいでしょう。それは、「けじめ」を大切にしていくことです。遊びと勉強、お話を聞く時と自由にする時等のけじめです。今から5秒間時間をあげます。自由に伸びやかにしてください。そして、声がかかったらすぐにお話を聞く態勢になりましょう。では、始めます。上手に切りかえられました。卒業式、修了式、閉校式では各校の校歌を歌います。三宅小学校は「大きな理想を雄山とならべて・・・」阿古小学校は「緑さやかに常春三宅・・・」坪田小学校は「春玲瓏と打ち寄せる・・・」どの校歌もしっかり歌ってほしいです。ただの卒業式、修了式、閉校式ではありません。さて、三宅島の学校はいつ頃できたのでしょうか?神着小学校と阿古小学校が明治11年にでき、翌年に伊豆小学校、伊ヶ谷小学校、坪田小学校ができました。そして、昭和46年に神着・伊豆・伊ヶ谷小学校の三校がいっしょになって三宅小学校となりました。三宅島の学校は、島に流された人たちやお坊さんたちが勉強を教えたことから始められたといわれています。今日までの間に何度も噴火があり、阿古小・中学校が埋まってしまったこともありました。そんな歴史の中、今年度を最後に学校が一つになります。最後まで心を強くして、この一週間を乗り越えていきましょう。
                    三宅村立小学校 校長 前 沢 蔵 人