学校日記

校長室だより

公開日
2012/10/31
更新日
2012/10/31

校長室から

10月31日(水)食育・「感謝」の授業

 5時間目に、4年生の教室で、食育で、「感謝の気持ちをもつ」をねらいとした授業を行いました。三宅村では、食育推進委員会という委員会があり、保・小・中・高で、研究授業を行います。今回は、上記のテーマで小学校が行いました。

 4年担任と養護教諭、栄養士の3人が協力をして授業を行いました。今日の給食の食材の「ムロアジ」「かぼちゃ」「明日葉」が、どのようにして教室まで来たのかを、「食材の旅」として子供達に考えさせました。

 例えば、「ムロアジ」は、海で漁師さんがとり、市場へ届ける。その後、トラックで給食センターへ届けられ、センターの皆さんが調理をしてくださり、それをトラックで学校に届けられると子供達は考えました。

 しかし、実際には、漁協に運ばれた後、清漁水産で一つ一つ手作業で魚をさばき、すり身にする作業があります。そして、給食センターに運ばれ、センターの皆様が、子供達に美味しく食べてもらえるように心を込めて作ってくださっています。

 つまり、今日の献立の「ムロアジのサンガ焼」だけでも、給食として運ばれるまで多くの人が関わってくださっています。そのことを子供達にパワーポイントを使い教えました。子供達が予想していた過程よりも多くの方が関わってくれていることを知り、改めて感謝の気持ちをもつことができました。

 最後に、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつにどんな気持ちを込めて言いますかという質問に、「いつもいつも心を込めて作ってくれてありがとうの気持ちを込めていただきますを言います。」「いろいろな人に感謝の気持ちを込めてごちそうさまを言います。」と答えていました。

 いつも給食を残さず食べている4年生ですが、今まで以上の感謝の気持ちを込めて、残さず食べることでしょう。素敵な授業でした。