学校日記

校長室だよりN0187

公開日
2013/02/19
更新日
2013/02/19

校長室から

2月19日(火)落し物

 昨日の全校朝会では、「落し物」の話をしました。今の多くの学校では、たくさんの落し物が出ます。クラスの中に展示したり、学校全体で展示したり…。それでも落とし主が見つからないものもたくさんあるのが現状です。

 さて、三宅小ではどうでしょうか?実は、三宅小でも多くの落とし物があります。洋服、くつした、定規、帽子、水筒、手袋、なわとび、鉛筆、ハンカチ、太鼓のばち等々。落し物達が、持ち主の所に戻りたいようと叫んでいるようです。

 なぜ、落し物がなくならないのでしょう?それは、物の大切さを理解していないことと、なくなっても代わりはたくさんあるのだということだと思います。日本は物が溢れ、豊かな国と言われています。でも、本当にそうでしょうか?

 先日、BS放送で、豊かな国と言われていない国の子供達の様子を紹介したテレビ放送を見ました。子供達は一つの物を、大切に、大切に使っていました。親から買ってもらったノートを抱いて寝ている子もいました。どちらが豊かな国かわからなくなります。2月22日(金)まで、校長室前に展示しています。