6年生:運動会での成長
- 公開日
- 2005/10/07
- 更新日
- 2005/10/07
6年生
5年ぶりに開催された島での運動会。確かなイメージがないままに、最上級生として運動会をリードすることになった6年生。運動会の取り組みを通じて、さまざまな学びが見られました。子どもたちが書いた運動会の作文を抜粋して紹介します。
みゆき:これまでの苦労が終わってしまい、ちょっと寂しくなった。
ゆうや:中学生が開会式の時、校歌を全力で歌っていた。リレーの時も、アンカーが一番最後でも全力。中学生は何をするにしても全力、全力、全力でやっていた。
ゆりか:100m走で、私が「あー、もう最悪。やだなぁー。」と言っていたら、あまねちゃんに「びりでもいいじゃん。がんばればいいんだから。」と言われて、がんばれる気がしました。言ってくれてありがとうと思いました。
こうすけ:団長の練習は思うようにいかなかった。内容を変えたりして大変でした。応援合戦をしたら間違えました。でも、がんばりました。そうしたら、応援合戦の結果は赤の勝ちでした。
つよし:僕はリレーで2人分、つまり240mを全力で走りきった。終わったときは呼吸がまともにできなくて苦しかった。目がチカチカして倒れそうになった。3週間前は少しやっただけで息切れしていたけど、今は違う。3週間前は絶対に240mなんて走れなかったと思う。
なお:私たちがリレーとかに出ているときに中学生や下級生が一生懸命私たちのことを応援してくれていました。ソーラン節の時も中学生が「カッコ良かったよ〜」って言ってくれました。その時「あ〜。中学生って何かカッコ良いな〜」と思いました。あんな中学生になりたいな〜と思いました。
あゆみ:私は100m走で2位になった。「2位ぐらいべつに何ともない」と思うかもしれないけど、私は嬉しい。運動会の練習の頃から家に帰るまで走って帰った。はじめはきつくて距離も短かった。でも、段々きつくなくなって、距離も長くなった。そして当日は2位になった。嬉しさと努力の2位になったような気がします。だから2位になったのが嬉しいです。
あまね:運動会はみんなで作ったもの。なぜかというと、組体操の時、3人で力を合わせてやっとポーズができて、3人だからできたんだな−と思ったからです。
りく:ソーラン節の練習かきつかったです。でも、どんなに難しくても諦めなければ誰だってできるということを学びました。
はやと:ソーラン節の練習を毎日毎日苦労して失敗もして、本番はがんばる気持ちがいっぱいだった。毎日が大変で大変でもうやりたくないな−と思い、ついついやってしまう自分だった。本番が来てしまった。特訓の成果を披露したい。本番成功して、ものすごく嬉しいどころか嬉しすぎてたまらなかった。
なるみ:一生懸命がんばることで、みんな、元気になることを学びました。間違えても一生懸命に踊る。恥ずかしがらないで腰を落とす。
しゅん:中学生の走りを見て、もっとつま先で走った方がよいと思って、走ってみたら、前の自分より速くなったと思いました。
みお:中学生が校歌を歌うと、声が大きく響いていることを知っている?中学生は小学生より人数が少ないのによく声を出せるなと思っていた。
たかひろ:組体操は、最初は絵を見る限りは簡単そうだったけど、いざやってみると、なかなか難しかったです。飛行機は肩がすごく痛くなりました。でも運動会の時、ちゃんと成功できました。
あい:足が遅くても、一生懸命に走ることで、三宅島の人たちに元気を与えられることを学びました。