校長室だよりNO155
- 公開日
- 2014/12/15
- 更新日
- 2014/12/15
校長室から
12月15日(月)ガンバ大阪三冠達成に思う
Jリーグのガンバ大阪が、ナビスコカップ、Jリーグ、天皇杯の全てに優勝し三冠を達成しました。今までのJリーグの歴史の中で、鹿島アントラーズに次いで二度目の快挙となります。
ガンバ大阪は、スター選手は在籍するものの昨年度はJ2に降格したチームです。J2で優勝し、一年でJIに復帰し、この快挙となりました。プロのチームですから、その中でどの大会にも優勝するというのは、凄いことだと思いますし、長谷川健太監督の手腕は高く評価されるべきものです。
先日の天皇杯の優勝したときの長谷川監督のコメントの中に、「チームが同じ方向を向いている」という言葉がありました。そこにガンバ大阪の本当の強さがあるのだと思います。
どんなにスター選手がいようと、一人一人の意見が食い違い、チームの方向性がないとしたら、そのチームは、個の力に頼り、チームの力は発揮できず勝つことが難しいでしょう。
チームが同じ方向を向いたとき、個の力と組織の力が融合し、チーム力が発揮され、もの凄い力となるのでしょう。その方向性をしっかり示した長谷川監督、そしてその方向性を信じ、戦った選手がいたからこの三冠は達成できたのだと思います。
学校も同じです。校長が明確なビジョンを職員に示し、方向性をしっかり示すリーダーシップが必要です。そして、職員がそのビジョンを理解し、同じ方向を向いたとき、組織力が発揮され、それが大きな力となり、子供たちに確かな力を身に付けさせることができるのだと思います。
三宅小学校も、ガンバ大阪が示してくれたような力を発揮することができるよう、今後も頑張っていかなければと改めて思いました。ガンバ大阪に教えていただきました。ありがとうございました。