学校日記

校長室便りNo.129

公開日
2015/10/07
更新日
2015/10/07

校長室から

 昨日に引き続き、素晴らしいニュースが届きました。
 東大宇宙線研究所の梶田隆章教授が、ノーベル物理学賞に輝いきました。
 素粒子ニュートリノに質量があることを証明し、半世紀近くに及ぶ大きな謎を解き明かしたということです。物質や宇宙の成り立ちに迫る新たな研究の扉を開く成果で、素粒子物理学の飛躍的な発展をもたらしたそうです。
 この研究は、「人類の知の地平線を拡大するような研究を研究者個人の好奇心に従ってやっているような分野である。」と、興味のあることに没頭していたことが分かります。また「一人でできる研究ではない」と謙虚な姿勢も見せてくれています。
 昨日の、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智先生も発見を無償提供しているとのこと、受賞賞金は寄付すると表明していることも、それぞれの人柄を感じます。