校長室便りNo.173
- 公開日
- 2015/12/06
- 更新日
- 2015/12/06
校長室から
このところ特別支援教育について話題にしてきましたが、昨晩のテレビ番組で子供は褒めることによってより良く育つという内容がありました。その通りだなと感じました。
あるクラスでは学級崩壊を予防するために、「褒め言葉のシャワー」という取り組みをしているそうです。朝の会などで、一人の児童を指名し、他の児童全員がその子の良いところを具体的に一つずつ発表していくということでした。指名された子は初めは恥ずかしそうにしていましたが、自信につながったようでした。叱られてばかり、けなされてばかりの子は自信を失い、楽しい感情が少なくなり、人を責め、嫌な学級の雰囲気にしてしまうそうです。努力を認めて褒める。できなかったことができるようになったら褒める。してくれたことに感謝して礼を言う。できないことを責めることはしない。
社会において、大人だって子供だって同じだと感じます。失敗ばかり責められたらやる気をなくします。褒められれば次も頑張ろうと考えます。
ぜひ良いところを探して褒めましょう。そのために、よーく見て、観察しましょう。