校長室便りNo.174
- 公開日
- 2015/12/08
- 更新日
- 2015/12/08
校長室から
今日も特別支援教育のお話です。
「困った子」は、「困っている子」と以前お伝えしました。
しょっちゅうケンカばかりしている子。突然大声を出してみんなをびっくりさせる子。こだわりが強すぎて譲ることができない子。怒ってばかりいる子。やっていることを放り出して興味のあることにいってしまう子。身の回りの片付けができない子。etc.
保護者や教師からすると手の掛かる「困った子」かも知れません。後天的に家庭環境や教室環境から身に付いた者かも知れません。上のような困ったことを繰り返すお子さんは実は一番「困っている子」かも知れません。
ただただ事象を叱るだけでなく、具体的にどうすれば良いかを端的に教えてあげることが大切です。落ち着くための方法を体験させることもできます。
どの場合も一人では抱え込まず、専門家や関係諸機関、医師等に相談し、適切な対応をしていくことで、その子は困らずにすむようになる方法が見付かります。