学校日記

校長室便りNo.214

公開日
2016/01/27
更新日
2016/01/27

校長室から

 3年生の理科で「明かりをつけよう」の授業を行いました。この単元を私が教えているのですが、久し振りの授業のため、緊張し、授業準備も計画もしっかり取り組みました。
 乾電池、豆電球、導線、導線付きソケットを使用して、電気を通すもの、通さないものを調べました。金属は電気を通し、プラスチックや木などは電気を通さないという学習です。しかし、電気を通さない不思議なハサミがありました。どう見ても金属製のハサミなのですが、どうしても豆電球に明かりがつきません。とても分かりにくいのですが、何かがコーティングされているようです。実験は混乱しましたが、缶ジュースの塗装部分は電気を通さず、飲み口近くの金属が見えている部分や、塗装を紙やすりで削った部分は電気を通すことから、ハサミも何かが塗られているに違いない、と導きました。
 子供たちは実験が大好きです。楽しみながら、発見し、課題解決した記憶は強く深く残ります。理科好きな児童が増えることを願います。
 (はさみは本来平仮名表記ですが、読みやすさのために片仮名表記を使用しました。)