校長室便りNo.222
- 公開日
- 2017/01/20
- 更新日
- 2017/01/20
校長室から
今日は二十四節気の「大寒(だいかん)」です。立春までの期間もさします。冬の季節の最後の節気になります。
寒さが更に厳しくなり一年中で最も寒い時季です。小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたります。
寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われます。また「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。「寒の水」という 寒の内の間に汲んだ水のことを指す言葉もあります。この時期の水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきました。また、長期保存に向いているとされ「寒の水」で作られた味噌、醤油、酒は腐らないといわれています。 中でも、寒の入りから9日目に汲んだ寒九の水は薬にもなるといわれるほど良質とされ、酒造りにおいて最高の酒ができるといわれています。
いよいよ寒さも本格化します。風邪など引かないように用心しましょう。